発電所全体を見渡せる

事務のプロを目指して。

発電所の保守運用に必要な物品やサービスの調達・契約を担当しています。部品購入や設備の更新・補修工事、清掃・食堂の委託契約、リース契約など、業務は多岐にわたります。
入社後2年間は本店調達部にて勤務していました。当時は経験不足もあり、上司の指示に応えながら一つひとつの仕事を全力でこなす日々でした。松浦火力運営事業所に異動してからは管掌範囲も広がり、「自分で考えて行動する」機会が増えたように思います。現場発電所では実際の発電設備を見てその運転音を聞くことで、設備の力強さや作業の苦労を肌で感じながら働くことができます。それが自らの成長につながっています。

調達業務は、契約に関する法務知識や発電所設備の理解、材料費や人件費の変動把握、交渉の姿勢など、幅広いスキルが求められます。毎日がチャレンジの連続ですが、それが楽しい。大学で触れなかった知識も多いのですが、上司や先輩方からたくさんのご指導・アドバイスをいただき、少しずつ理解を深めることができています。
現場で働くようになって特に良かったのは、発注や契約の成果を実感できること。実際の設備や業務の背景を肌で感じることで、より的確な判断や提案ができるようになりました。現在は後輩を指導する立場でもありますが、自分も以前悩んだ経験を思い出しながら、一緒に考え、一緒に成長していけるよう心がけています。

日々の業務で生じる課題に対して、一緒に試行錯誤し、より良い解決策を考えられる人と働きたいです。この仕事は、自分次第でどんどんよりよい在り方を探っていけます。業務の効率化や交渉時の工夫などを自ら考え、前例にとらわれず向上心を持って挑戦できる人は、この仕事に向いているのではないでしょうか。そして何より大切なのは、一人で抱え込まず、上手に人を頼ること。周囲には助けてくれる方がたくさんいるので、臆さずコミュニケーションをとることで、より力を発揮できると感じます。

特に好きなのは、従業員一人ひとりが仕事に誇りを持って取り組んでいるところです。各担当分野について質問すると、丁寧に答えてくださる姿を見て、それぞれの役割に信念を持って向き合っているのだなと実感します。
また、若手であっても意見を受け入れてもらえ、業務効率化に貢献できる環境も魅力的です。親身になって相談に乗ってくださる先輩も多く、周囲の挑戦・成長を温かく支えてくれる雰囲気が根付いていると感じます。