2050年に向けて

J-POWERグループにおける地熱発電所2カ所（鬼首〈宮城県大崎市〉、山葵沢〈秋田県湯沢市〉）の建設・運転・保守を担っています。
火山帯に位置する日本において地熱エネルギーは世界有数のポテンシャルを有しており、天候に左右されず年間を通して安定的な発電が期待できる純国産のCO2フリーエネルギーです。
J-POWERグループは40年以上に渡る地熱発電所の運営経験を有し、そこで培った地熱発電に関する様々なノウハウを活かしながら長期的視点で発電所の安定運営にあたるとともに、新規の開発にも積極的に取組んでいます。

2008年5月より工事を進めている大間原子力発電所(青森県下北郡大間町)の建設をはじめ、運開後は運転・保守業務を担う予定です。
原子力発電は、安定して大規模な発電が可能なCO2フリー電源で、安全管理を万全に期すことで、エネルギーの安定供給と気候変動問題の両立を実現する重要な電源です。
最新鋭の技術を適用した安全性・信頼性の高い電力供給と、使用済み燃料を再処理して得られるプルトニウムやウランを再利用する原子燃料サイクルの一翼を担う重要な発電所として位置づけられています。
福島第一原子力発電所事故を受け策定された新規制基準に対応するため2014年12月16日、原子力規制委員会に原子炉設置変更許可申請を行い、現在審査に対応しています。