INTERVIEW #09

「日常」を止めない。

発電所の守り手として。

技術職 保守(建築)
Y.K.
磯子火力運営事業所|
保守グループ
2018年中途入社

入社のきっかけ

大学時代は建築を専攻。設備の保守・点検・発注の一連の流れに携わる中で、発電所業務の奥深さとやりがいを実感。“建てる”ことにゴールを置く建設とはまた違う、“守る”仕事に惹かれ、中途採用にて2018年に入社。

Question 01

現在の仕事内容は?

発電所内にある建物を対象に、建築設備の保守全般を担当しています。給排水設備や空調、消防設備などの点検を行い、不具合や劣化の状況を確認した上で、補修や更新の計画立て、予算組み、工事の発注、監理までを一貫して行っています。
中でも大変なのは、10年単位で策定する中長期の補修計画です。限られた予算内で工事の優先順位を整理し、年間計画に落とし込む作業には、発電所全体を見通す慎重な判断と調整力が求められます。他の設備部門と協力しながら、必要に応じて連携・調整を行い、最終的には上長の承認を得て計画を実行に移しています。

Question 02

仕事のやりがいについて

発電所内の建築設備の保守に関して、一連の流れを自らの手で担える裁量の大きさにやりがいを感じます。しかし、主体的に進められる面白みがある一方、その分大きな責任も伴います。過去には、工事計画の見込みが甘く、トラブルによる対応を迫られたこともありました。補修のタイミングは、早すぎても遅すぎても運営に影響を与えてしまいます。設備を長く安全に使い続けるため、その都度の「最適な判断」を見極めることがこの仕事の難しさであり、魅力でもあります。

Question 03

どんな人と働きたい?

周りの人がどんな人か、ではなく、どんな人とでも協力できることが重要だと考えています。発電所の仕事は一人で完結するものではありません。自分の意見をしっかり伝えながら、相手の考えも理解し、柔軟に調整できることが大切です。
私は本店勤務と現場勤務の両方を経験しましたが、仕事の種類は同じでも、それぞれ求められる姿勢や視点が異なりました。状況に応じて柔軟に考え、チームで連携しながら前向きに取り組める方は、きっと活躍していけると思います。

Question 04

この会社の好きなところ

充実した支援制度がこの会社の魅力だと思います。
資格取得支援制度を活用し、業務に必要な資格取得に励んでいます。入社後は特定建築物調査員や1級建築施工管理技士などの資格も取得しました。社員のスキルアップを後押しする職場環境だと思います。

Question 05

仕事とプライベートのバランスについて

社員寮を利用しており、通勤時間も短いので無理のない生活リズムを保つことができています。うれしいのは、業務の調整を自分で行えるため、有給休暇を計画的に取得しやすいこと。「カフェテリアプラン」のポイントは帰省や旅行の交通費に充てることが多く、リフレッシュの時間をしっかり確保できる環境です。
また、社内のクラブ活動等で他拠点の社員さんともつながりができ、異動後の安心につながりました。

Question 06

今後の目標は?

この仕事の使命は、建築設備が起因するトラブルを未然に防ぎ、安定した電力供給に貢献することです。法令上の課題や前例のないトラブルに直面することもありますが、社内外の仲間と意見を出し合いながら工夫を重ねることで一つひとつの壁を乗り越えてきました。今後も与えられた環境に見合う働きができるよう学び続け、会社や社会に還元できるよう、努めていきたいです。

1DAY SCHEDULE
  • 出社

  • 8:30

    朝礼

  • 9:30

    現場対応

    • 現場確認
    • 工事の工程管理
  • 10:30

    デスクワーク

    • 工事の調達資料/報告書の作成
    • 法令対応の書類作成
  • 12:10

    休憩 昼食

    • 社員食堂を利用
  • 13:00

    打ち合わせ

    • 進行中工事の定例ミーティング
    • 今後の工事スケジュール確認など
  • 15:00

    デスクワーク

    • 引き続き書類作成
  • 16:00

    現場対応

    • 現場確認、点検・調査
    • 不具合箇所の確認
  • 17:00

    退社

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