変わりゆく時代を見極め

未来の灯を絶やさない。

松浦火力運営事業所の保守グループに所属し、発電に関わる機械・設備の点検や補修の計画、実行を担当しています。大前提は、設備トラブルを未然に防止すること。安全かつ安定して稼働できるよう、法令や社内基準を確認し、各部署や協力会社と連携しながら常に最適な方法を検討しています。
最近では後輩を指導する場面も増えたほか、本店主催の会議に班の代表として出席する機会もあります。より発電所全体を見渡せる人材を目指し、日々勉強中です。

発電所の運営は、当社の社員含め、取引業者やメーカーなど社内外の多くの人が関わることで成り立っています。その全員で「電力の安定供給」の共通目的のもと、トラブル対応や点検・補修工事に臨み、成果を上げられたときには、大変な達成感を感じます。
印象に残っているのは、ある大型機器の改造工事をやり遂げたときのことです。改造後の効率化計算や実施時期、工程などあらゆる検討を重ね、計画から工事までは約3年を要しました。工事が始まってからも問題点の対処や各調整に追われる日々でしたが、各種試運転を終えて無事に機器が稼働し、性能向上が確認できた瞬間は、言葉にならないほどの達成感がありました。立場を超えてチーム一丸となり、目標へ向かう過程こそが、一番のやりがいです。

意欲的に物事に取り組む人と働きたいです。たとえ経験が浅くても、積極的に業務に関わり自分の意見を出してくれる人とは、自然と良い刺激を与え合うことができ、仕事の質も高まっていきます。
保守業務は計画通りに進まないことも多い仕事です。予期せぬ状況に直面した際に重要なのは、はじめての経験を楽しめる「心の余裕」。クリエイティブな発想で改善のアイデアを出し合い、一緒に最善を目指していけたらいいなと思います。

地域に根差した活動が多く、人の温かみを感じるところが大好きです。松浦火力運営事業所で毎年秋に行われるオープンデーでは、発電所を一般の方に開放し、見学会やヒーローショー、屋台など、子どもから大人まで楽しんでいただけるような企画をたくさん用意しています。地域のみなさんの笑顔を間近で見ていると、自分たちの仕事が「暮らし」に直結しているという実感を得られます。
また、社員の出身地や経歴もさまざまで、話しているだけで学びや刺激があることも、この会社を好きな理由です。